小林工房グループでは、トラウトサーモンの陸上養殖を開始。
この事業は、未来の海を守る食糧確保の方法であると同時に、貧困や飢餓などのさまざまな社会問題の解決にもつながる取り組みです。また、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の達成にも大きく貢献しています。
さらに、養殖事業で排出された栄養豊富な水を活用し、野菜の水耕栽培も行っています。このように、農業においても従来の手法が見直され、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」にも貢献することが期待されます。
より循環型で持続可能な手法が求められるなか、私たちは環境に配慮した新たな取り組みを推進していきます。
トラウトサーモンの陸上養殖とは
株式会社小林工房の関連会社「躍翔(はやと)」が、2020年に閉校した鏡西部小学校の跡地を活用し、熊本県八代市でトラウトサーモンの陸上養殖に取り組んでいます。将来的には年間12トン程度の出荷を目指しています。
また、この施設では養殖に使用した水(残餌や糞などを濾過)を活用し、ネギなどの野菜を栽培する計画も進めています。SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」にも貢献いたします。
今回導入した稚魚は、2026年秋ごろまで育成し、約3~4トンを出荷予定です。さらに、八代市のふるさと納税の返礼品などにも活用される見込みです。



SDGsの貢献にも期待が持てます